
実は当初、上海日食計画を立てていました。ですが、日にちが迫って来るに連れて迷いが生じ、日食前後は踊りたい……という気持ちが浮上。プラス、奄美皆既日食音楽祭のヒーリングエリアからお声をかけていただいていたので、これは行かないわけがない、と、最終的には計画を変更しました。
会場までの道のりは、混雑を避けて羽田〜那覇へ飛び、そこからフェリーに乗りました。装備はバックパック一つ。航路は、那覇〜本部(沖縄)〜与論(与論島)〜和泊(沖永良部島)〜亀徳(徳之島)〜名瀬(奄美)。乗船時間は約11時間ほど。
徳之島までは、スーパー空いていて、ゆっく〜りのんび〜り、爆睡。時々、深い紺碧色の海を眺めつつ、澄んだ潮風を浴びながら、エクリプスに向けて気持ちの整理ができた静かなひとときでした。名瀬港に到着したのは夜。先に奄美入りしているお友達を尋ね、宿で小休止。翌朝、親切なバスの運転手さんがイベント会場前まで送ってくれました。島の人々はみなさん気さくで優しくて、今回の道中たくさんの方々にお世話になりました。
会場に着いた頃には、太陽も燦々と輝きはじめ、ついさっきまでクーラーのきいた空間にいたカラダに、じわりじわりと熱射がまとわりはじめてきます。エントランスを通り、目的地「地球エリア」までは歩くこと約15分。晴天のおかげで気温は高く、移動するだけでも汗びっしょりです。
「地球エリア」は小高い丘の上にあり、ヒーリングテント、ダンスフロア、ネットもつながるカフェ、ショップ、幻想的なCandle Dome(by Candle JUNE)、不思議なカタチの植物などがあり、のんびりトロピカルな雰囲気が漂っていました。奄美での生活がスタートして、心身がその環境に慣れるまで数日。セッションをしたり、受付をしたり、世界各地から集まった仲間たちとおしゃべりしたり、ワークショップに参加したりで楽しく過ごせました。
ヒーリングとは、自然界のエネルギーを借りて人間を肉体・精神・魂の、精神のレベルから癒していくプロセスです。ですから、大自然の中でワークをすると、いつもにも増して特別な感覚や体験を得ることができます。特に日食前日は「明日に備えて不要なものを落としたい」、「気持ちを落ち着けたい」と……たくさんの方がいらしてくれました。中には、レイキの後、帽子がぶかぶかになった方もいらっしゃいました。不思議なことですが、何か余分なエネルギーがとれたということでしょうか。
INFASパブリケーションズ刊